毎年8月中旬頃になると日本列島に台風が接近しやすくなり、近頃は九州や沖縄だけではなく、台風の被害をあまり受けない関東、東北でも被害のニュースを報じられるようになりました。
台風が接近した際にお住まいに劣化があると大きな損傷を受ける可能性があります。
今回は台風によって起こり得るトラブルと、対策についてご紹介します。
~台風によるトラブル~
【外装材が剥がれて飛散する】
お住まいには屋根瓦、棟板金、雨戸、雨樋、塀など、様々なパーツで成り立っています。
定期的にメンテナンスがされていれば簡単に破損する事はありませんが、劣化が放置されたままだったり、脆い状態だと強風で吹き飛ばされる可能性が高くなります。
飛散してしまえば近隣のお宅に当たってトラブルになったり、通行人を傷つけてしまう恐れがあります。
【雨漏りに発展する】
台風通過後に被害が多発するのが雨漏りです。
雨漏りの原因としては「強風で屋根材が剥がれ、防水シートが破損」「外壁のひび割れから室内に雨水が侵入」「シーリングに亀裂が入っていてそこから雨水が侵入」などがあります。
どの場合も劣化していたところに台風が起きる事によって雨漏りに繋がっています。
【修理業者が見つからない】
台風通過後、雨漏りが起きた、軒天が剥がれてしまったとなっても、他のお宅にも起こっている場合が多いのは想像に難くないと思います。
すぐに対応ができず、数日後、数週間後になってしまう事もあるでしょう。
しかし、雨漏りや劣化は待ってくれません。
1日1日と劣化が進行してしまいます。
更に、優良な業者は特にメンテナンスに追われている為、評判が良くなかったり、実績の少ない業者にしか頼めない状況に陥る事も考えられます。
~台風接近前の対策~
台風の被害を最小限に食い止める為、早い段階で点検を済ませておくと安心です。
屋根や外壁の他、付帯部も脆いと飛散しやすいので、お住まいの細かな部分まで点検してもらい、工事が必要な場所があれば直しておきましょう。
例えば、雨樋が外れかけている状態であれば、付け直すだけで補修が済みます。
しかし、外れかけているのを放置し、雨樋が飛散してしまえば、新しい雨樋を取り付けなければならないので費用がグンとあがります。
雨樋に限らず、塗装で塗膜の劣化補修、ひび割れの補修やコーキングの打ち替え、棟板金の補強などをしておくと被害を最小限に抑える事ができるでしょう。
いかがでしたでしょうか。
塗装工事や補修を行っている最中に台風が接近すると作業を中断しなければなりません。
台風が来る前に、お住まいの健康状態を確認し、必要であれば補修をしておきましょう。
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